本日 これから、一日が動きだす。
宿を始めたのは、ゲストと過ごす時間が好きだったからです。でも実際には、その時間に辿り着くまでに、気の進まない作業がいくつも待っていました。いちばん憂鬱だったのが、管理画面を開くこと。料金や最低泊数を確かめたいだけなのに、迷い、つまずき、その場では答えが出ない。
結局みんな、数字を書き出して表計算に貼り、グラフにして、ようやく考えはじめます。あるとき気づきました。私たちが数字を見るのは、いつだって「次に何をするか」を決めるためだと。なら、最初からそれを差し出せばいい。
分析を先に終えて、朝、窓を開けたら今日の一手がもう置いてある。確かめて、必要なら予約もその場で直せる。憂鬱だった画面を、毎日ひらきたくなる窓に変えたかった。だから私たちは、自分たちのために、これをつくりました。